日記: 2004年4月アーカイブ

また今年もバリウム飲まされた。
今年の撮影医師は私を脱がせる勢いで誉め上手だった。
「はい、いーよおー、そうそうそう。いーよいーよ。」
「そう、そこそこ。はい、いーねー。いーかなー?はい、じょうずー!いいよー!」
おととしデビューする時にこういう人がよかったのにー。


古いファイル探しておととしの様子を見つけてきました。↓
【2002年7月11日(木)】
バリウムデビューしました。
もうやだ、二度と飲みたくない。
きぼぢわるい。
検診車に入るなり「私、、、初めてなんです。だからこわくって・・・。」
と、いったいなんの告白してんだワタシは。
診察着に着替える前から涙目のワタシ。
相当手がかかるヤツが来たと思われたらしく、
お世話係がワタシにだけゆっくりしつこく
バリウムの飲み方を付きっきりで説明。
「まずこの炭酸の粉を口に含みますよー。
まずこの炭酸を全部口に入れちゃうんです。
ハイ、お口にいれてー」
・・・なんで2回言うの?
それに、なんでそんなに声デカイくするの?
耳は遠くないのよ、お兄さん。
「次にこの小さいカップの液体で炭酸をすこぉーしづつ
ぜーぇんぶキレイに飲み込みまーす。
ハイ、じゃあこの液体で炭酸を口の中に残さず全部飲んでーぇ。」
・・・なんで2回言うの?
「はぁーい、そしたらゲップはしちゃダメですよ~ぉ。
ゲップしないでーぇ。がまんする、がまんするー。」
だから、なんで2回づつ言うの?
「じゃ、バリウム飲みますよーぉ。
最初はすこぉ~しづつ、すこーしつづ。
続けて流し込んでー、とまらないでー。
だんだん飲み込んでいく量を増やしていきまーす。
ハイ、もっと飲み込んでー飲み込んでー。どんどん飲んでー。
炭酸を押さえ込むように、力強く飲んでいきましょー。
ハーイ、全部飲めましたねー。
じゃ、撮影終わるまでゲップしないでくださいねー。」
飲み終わるころには、もう涙が頬を伝ってました。
泣きながら直立状態の寝台に背中を付け倒され始めると、
撮影のおっちゃんにマイクを通したデカイ声で
「はいはい、もうそんなに悲しそうな顔しないの!大人なんだからっ!」
としかられてしまいました。
しかも、病院だと機械仕掛けの寝台が
勝手にグルんグルん回ってくれるらしいですが、
診察車だったおかげで「ハイ、右に3回グルグルまわってー。」
と、自分でのたのたまわる羽目に。
「きぼぢわるいのにそんなことできないよ!」
と反論したくてもしゃべることできなくて、
悲しみに暮れながらなんとかグルグルまわってたら今度は
「もー!若いんだからもっと早くまわんなさいっ!」
ちきしょー、このやろーっ。おまえも飲め!
まださっきの2回言うお兄さんの方が良かった。
だいたい、なんでこんなに医学が進歩してんのに、
どうしていまだにバリウムなわけですか?
納得できねー。


二度と飲みたくないと言っていたものを飲むの3回目の今年は、
飲ませ係の人に
「なんでこんなに医学が進歩してんのにバリウムなの!」
って直接言ってみました。
返ってきた答えは
「ねー!」
・・・たぶん来年も飲まされる。

最悪だ。
ただでさえお腹が痛くて一睡もできていないのに、
明日は朝から健康診断でバリウム一気飲みが待っている。
こんなに体調悪いのにそんなもん飲まされたら吐く。
なのに知ってるぞ!
激まずバリウムを飲まされた挙句、
更に「ぐるぐる回れ!」とか言われるんだ。
で、ちょっとモタモタすると「遅い!」とも言われるんだ。
ちっきしょー。
飲みたくないーーーーーっ。

ナチュラルコスメのTHANN(タン)

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